伝説となる夜

を見届けにいってきました。トキオシティ。

金曜日の朝 彦根
昼頃 東京駅 → 上野
東京芸大の美術館でバウハウス展を観る。http://www.bauhaus-dessau.jp/
「ジョセフ・アルバースの授業よる作品」たちがとてもとても好きで自分でもつくってみようと決意する。一枚の紙に切り目をいれて、折り曲げて塔や球体をつくるっていう授業にて作られた生徒の作品。ワクワクした。
http://toyoko.ac/outline/recommend/proceed/proceed16.html ← このサイトの中段の写真みたいなの)
芸大だけあって、いつも美術館にいる客層よりかなり若い。ってか、学生さんしかいないぐらいの勢い。
最終的な到達点を「建築」と定めて授業をしていたバウハウスの教育システムっておもしろいなあ、とつくづく思った。面白そうな授業が満載だもの。色彩学の授業とかは無理だけど。色弱だし。

で、渋谷でワキタとホンちゃんと合流してビール。
o-westで伝説の生き証人になる。discharming manは本当に美しい。

終了後、吉祥寺へ向かうwithマツモトモミヲ。電車のなかで揺れ動く魚のような推定30歳の女性を目撃。半目+口半開き+となりに座っている女性に何かをささやきかけるようにして眠っている。ユラユラゆれながら。ときたま、電車の窓枠に後頭部を叩き付け、眉間にしわをよせるも、起きない根性のある女性でした。
で、小沼オトウトと合流 → 家に連れて行ってもらう。


土曜日
遅くに起床。
東伏見にあるうまいそば屋に行く。最近声を大にして言っているのだけれど、


僕はそばが大好きです。


ってことで、つい2.5人前を食う。日本酒も飲んで、とてもとても幸せな気持ちになる。
で、一人、吉祥寺美術館で五味太郎さんの絵本展に行く。http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/
五味太郎さんの絵本って色がきれいだなあ、っていつも思っていたのだけれど、原画の美しさには度肝を抜かれる。絵本っていう媒体では色の美しさは再現出来てないんだなあ。

ここでマイカと合流。ネパールカレーを食べにいく。めちゃうまい。7年ぶりに食べるネパールカレーに、なぜか郷愁を誘われる。

で、warpにいってkonuma brosを観る。とてもとても良かった。本当にたくさんの人に聴いてもらいたいバンド。なぜか、お経を読んでいるようなトランス感を感じてビックリした。
他にも沢山のバンドが出ていたし、打ち上げも楽しかったので、本当にありがとう。
近藤君とまー君の家に泊まる。


日曜日
朝から森美術館に行く。http://www.mori.art.museum/contents/history/index.html
行くつもりは無かったんだけど、konuma brosのまー君が「なまらいい」と言っていたので、急遽行く事に。
「なまらいい」と思いました。結構すきな作品があって、興奮した。新しい手法を取り入れつつもメッセージ性とか、美しさとかを忘れていない作品が多くて、「なまらいい」。
続けて東京都写真美術館に行く。http://www.syabi.com/index.shtml
森山大道を観る。ちゃんと観たのは初めて。その場の空気を吸い込んで、食べて、食べて、吐き出して、ゲロゲロ吐いて吐いて吐き続けても辿り着けない「彼岸」への郷愁(?)みたいな雰囲気があって、無感情に撮ってるようなのに、なんてのかなあ、、、拒食症のハードコアみたいな写真でした。大好きでした。70年代の写真が特にいい。
で、野沢と東京駅で落ち合って、30分ばかり話をして、見送ってもらって、帰ってきました。


とてもいい休みでした。本当に充実してた。出会った人達には本当にありがとう。また、すぐ会うと思うけど、ありがとう。