2007-06-15 ある日 ドアを開けると唐辛子が座っていた。梅雨入りを間近に控え、曇り空が続いているためか、私の記憶にある唐辛子よりも赤みが薄いようだ。 人ごととはいえ、そんな顔色をしていると心配になるので 「ちょっとあがって休んでいきませんか?」 と声をかけたが、唐辛子は「お気遣い無く。いたって健康ですから」といって、しゃなりしゃなりと歩いていった。 最近湿度が高い。